琵琶の音色の不穏な雰囲気と何かが起こりそうな緊迫感はまさに人の心の奥底を掻き出すような緊張感を駆り立てます。
そしてその妖しい雰囲気をさらに耽美で官能の世界へ誘う縄のアートをご紹介します。
雅楽の楽器が注目され
日本古来の魅力に関心
映画「国宝」では歌舞伎、ドラマ「SHOGUN」では、笙、尺八、しちりき、等の雅楽の楽器が注目され日本古来の魅力に関心が高まっています。
「耳なし芳一」と琵琶の音色
さて、夏といえば怪談。古くより「耳なし芳一」と琵琶の音色はまさに耳に記憶されている人も多いでしょう。
琵琶の音色の不穏な雰囲気と何かが起こりそうな緊迫感はまさに人の心の奥底を掻き出すような緊張感を駆り立てます。
日本の縄や紐を使った「結ぶ」文化
日本の縄や紐を使った「結ぶ」文化は冠婚葬祭の水引に見られるように神聖なものから、罪人をお縄にかける捕縛術にまで及びます。
捕縛術
捕縛術には、武士には「二重菱縄」、町人には「十文字縄」など逮捕者に合わせて様々な縛り方がありました。
緊縛の文化
戦国時代に活発化した捕縛術の文化は、江戸時代に浮世絵から派生する官能的なアートとともに明治時代あたりから性愛の官能の分野にも広がっていきます。
いわゆる緊縛の文化です。
琵琶演奏と緊縛のコラボレーション
この灼熱地獄の夏、たまたまですが、私は琵琶演奏と緊縛のコラボレーションするショーを見つけてしまいました。
奥深いエロティシズムの世界
演目がまた「牡丹灯篭」やら谷崎潤一郎の「刺青」やら文学も醸し出す耽美、退廃、サディズム、マゾヒズム…しかしながら目の前には赤い牡丹の花を思わせる抒情性と奥深いエロティシズムの世界です。
何にエロティシズムを感じるか
何にエロティシズムを感じるか人それぞれですが、「性」の捉え方と人間性は切り離せないものだと思うようになりました。
奥深さ、奥行き無くして色気はないだろうと年を重ねて考えます。
理屈はさておき、興味のある方はぜひご覧くださいませ。
